帝王切開入院中の日記
帝王切開で入院中、帝王切開レポのブログを見て精神的に助けられましたので、わたしも備忘録として残しておきたいと思います。とても長いです。
【参考】
妊娠前の体重 58kg
出産直前の体重 66.1kg
緊急帝王切開
出産当日
18:30〜 帝王切開の手術開始
19:00 出産
21:30 赤ちゃんと対面
手術直後から痛み止め、子宮収縮剤を点滴で打たれ続ける※
※針は刺したまま、薬の入った袋が取り換えられました
血圧を定期的に測り続けられる（自動）
ふくらはぎに圧をかけられ続ける
暑くて寝られない※
※空調が暑かっただけなので、助産師さんに言えばよかったです
手術当日は麻酔がかかっているので、傷は全然痛くないです。足の動かせる部分（足首など）を動かすと血栓防止に良いようです。
排尿はできませんので、導尿されていました。（これは全然痛くないです。）
血圧を一晩中モニターされていたり、点滴が何本も繋がっているので、とても寝られる状況ではありませんでした…。飲食はNGです。
出産後1日目
7:00 痛み止めの点滴追加
9:00 水を飲む※
※この時術後はじめて水を飲みました
11:00 ガスがでる（助産師さんに申告する）※
※ガスがでたらお昼ごはんが食べられると言われました
12:00 昼食（おかゆ）
13:00 麻酔を外す
14:00 赤ちゃんを部屋に連れてきてもらう
16:30 後陣痛の痛み止め(座薬）
17:00 部屋の移動(初歩行）
床を見ながら（痛いのでそうするしかなかった）ゆっくり歩く
18:00 お腹に血栓防止の注射を打つ
18:00 夕食（おかゆ、魚、副菜、ヨーグルト）
18:30 面会
20:00 導尿と点滴を外す
21:00 初めてトイレ(小)をする
産褥ショーツ自分で替える、着替える
21:00 就寝
本当は空き時間があれば少しでも寝るのが良いと思うんですが、産後は興奮状態だからなのか全然寝られませんでした。
帝王切開の傷の痛みがしんどくて、点滴してもらう時のポールみたいなやつを借りて、それを持って部屋の中を移動しました。
ベッドがパラマウントベッドで、リモコンで上げ下げができるのでなんとか立ち上がったりすることができました。後から分かったことですが、術後早めに歩くことが血栓防止のために良いようです。（そうは言っても、痛いのと怖いのでそうそう歩けませんでしたが…）
飲み物（ペットボトル）を持っていくのを忘れて、ミルク用のお湯を冷まして飲んだりしていました。血栓防止のために１日に500mlペットボトル3～4本飲んでいたので、箱買いして持っていけばよかったです。
出産後2日目
後陣痛と傷の痛みが痛い
悪露は生理2日目くらい
1:00 後陣痛で目覚める
2:00 ナースコール 痛み止めが欲しいと言ったら朝にしようと言われる（前の痛み止めとの間隔が空いてないから）
トイレに行く
6:00 寝る 後陣痛がなくなっている
7:00 起床 血圧と体温測定
8:00 朝食
9:00 血栓防止の注射
10:45 部屋の清掃の方がみえる
11:00 母子同室開始
11:30 痛み止めの座薬をもらう
12:00 昼食
14:00 面会
18:00 夕食
18:30 面会
19:00 シャワー 体重64.6kg
22:00 就寝
夜は赤ちゃんを預かってもらえる
0:00 ナースコール 痛み止めの座薬をもらう
母子同室がこの日から始まりました。夜中は新生児室で預かってもらえます。（帝王切開の人は母子同室開始が普通分娩の人に比べて1日遅いようです。）授乳指導がたびたびあるので、横になってゆっくりできる時間はあまりありません。
帝王切開後は血栓症になりやすいので、血栓防止の注射をおなかに1日2回、計10回打ってもらっていました。これは地味に痛くてストレスでした。血栓防止のために自分でできるケアとして、水分をたくさん摂ることや、着圧ソックスを着用することが良いようです。たまたま入院バッグにメディキュットが入っていたので助かりました。自然分娩の方も持っていくと良いと思います。
出産後3日目
お腹の注射（血栓防止）が一日中痛い
乳首の先が痛い悪露は生理くらい
6:00 起きる
7:50 血圧と体温測定
8:00 朝食
9:00 血栓防止の注射
9:30 母子同室開始
10:00 清掃の方がみえる
11:00 初トイレ（大）
12:30 痛み止めの座薬もらう
17:00 血圧測定
21:00 血栓防止の注射、痛み止めの座薬もらう
夜も母子同室
痛み止めの座薬は6時間空けて服用しなければいけないそうです。効き始めるまでに小一時間かかるそうなので、早め早めに申告すると良さそうです。
痛み止めを貰うのになぜか後ろめたい気持ちになって少し痛みを我慢していましたが、今考えるともっと気楽に貰っておけばよかったと思っています。
この日は乳首の先がひりひりして痛かったです。ピュアレーンやランシノーなどの保護クリームを持っていけばよかったです。
出産後4日目
起床時など背中が筋肉痛のように痛い
胸全体がすごく痛い
頭が少し痛い
悪露は生理2日目くらい
7:00 血圧と体温測定、赤ちゃんは沐浴のため離室
8:00 朝食
9:00 血栓防止の注射、赤ちゃんが帰ってくる
12:00 昼食
17:00 血圧高い、胸が痛い
18:00 までは安静（血圧が高いため）
18:00 夕食 ほとんど食べられず
18:50 痛み止めの座薬、血圧降下剤を飲む 血圧160/100※
※「アムロジピン」という薬を２週間分処方されました
19:30 赤ちゃんを預ける※、清拭
※血圧が高いのと頭痛がするので夜間は赤ちゃんを預けることにしました シャワーもやめました
20:00 就寝
21:00 血栓防止の注射、胸冷やす保冷剤を借りる※
※「カネソン」の「ホット＆クール」という保冷剤で、冷凍庫に入れてもカチコチに凍らないので入院中に家用のものをネットで購入しました。１個入りなので左右の胸に使おうとすると２つ購入する必要があります。
わたしの赤ちゃんは生まれたばっかりの時から比較的よく寝る（隣の部屋の赤ちゃんと比べて、ですが…）ので、逆に心配になっていろいろとスマホで調べていました。
助産師さんには、血圧が高いのは睡眠不足によるかもしれないと言われたので、寝るように心がけていたのですが、なかなか眠れずに苦労しました。起床時に全身が筋肉痛のように痛い症状には、退院後も悩まされました。
ベッドから起き上がるのが苦痛なので、ベッドの端で寝て、転がるように起き上がるようにしていました。この日は胸がカチコチに硬くなって最高に痛かったのですが、幸い一晩で治りました。
出産後5日目
胸が柔らかくなった
頻尿
腰が時々キンと痛い
悪露は生理1日目くらい
7:00 血圧と体温測定 血圧132/89 体重62.9kg
8:00 朝食
9:00 血栓防止の注射、痛み止め
11:00 沐浴実習
12:00 シャワー 体重61.5kg
12:45 昼食
13:30 面会
18:00 夕食
21:00 血栓防止の注射 血圧130/89
出産後6日目
悪露は昨日と変わらず（生理1日目くらい）
胸は張っている
7:00 血圧と体温測定 血圧140/97
8:00 朝食
9:00 血栓防止の注射
11:00 退院指導
11:30 おっぱいチェック 射乳がある
12:00 昼食
19:00 シャワー 体重61.9kg
20:00 下剤を処方してもらう※
※便がとてつもなく固く便秘のため 下剤の「センノシド」を一週間分処方してもらいました
血圧125/91
21:00 下剤服用する
調乳したミルクの温度が不安になって、ネットで非接触型の温度計を注文しました。これは生後２か月だった今でも使用していますが、とても便利です。
出産後7日目
胸が柔らかくなった
排便あり
悪露は変わらず
7:00 血圧と体温測定 血圧120/90 血圧降下の薬、下剤服用
8:00 朝食
10:00 おっぱいチェック 左右で20ml搾乳
12:00 昼食
12:15 便が出る
12:30 授乳 左右40分で母乳35ml
13:00 退院診察(内診)※
※痛くなかったです
15:00 栄養指導※
※ミルクの販売会社（明治）の営業の方による栄養指導
20:00 シャワー 体重60.9kg
入院生活にも慣れてきたところで、退院のための準備が始まりました。
ミルクの営業は、聞いていたよりもあっさり終わって良かったです…入院中はとにかく疲れて眠いので…
出産後8日目
胸固め
排便なし
体重60.5kg
8:00朝食
9:30退院
退院はあっさりしていて、荷物をまとめて自分でナースステーションに来てね、といった感じでした。
車で迎えに来てもらって自宅まで帰りました。
分かったこと
・帝王切開後、すぐに体重が妊娠前に戻るわけではない（10日後に妊娠前＋約2kgまで戻った）
・おいしいごはんが出る産院でも、忙しくて味わう余裕がなかった
・むくみで足が痛いので着圧ソックスが大事
・入院するフロアに自動販売機がなければ、飲み物をたくさん買っていくべき
帝王切開だと、手術後すぐに妊娠前の体重に戻るかなと思っていましたが、そんなことはなかったです。
ごはんはとてもおいしかったのですが、「10分でかきこんで次の予定！」みたいな日も多々あり、ごはんがおいしくない産院でも別によかったかなと思います。
あと、スマホ、リップクリーム、ハンドクリーム、眼鏡などの「ベッドで横になっているときに近くにあってほしいもの」をまとめて入れられる小さいトートバックを持っていけばよかったです。
後悔していること
・もっとたくさん動画を撮ればよかった
ビデオカメラを持って行って、たくさん撮ったつもりだったのですが、後から見返すと「もっと撮っておけばよかったな」と思います。
